ベリーダンス音楽には、ウード、カヌーン、ナイなどのアラブ民族楽器のほか、バイオリン、アコーディオン、シンセサイザー、エレキギターなど実にさまざまな楽器が登場します。なかでも最も重要な楽器といえるがタブラと呼ばれるアラブのパーカッションです。
ベリーダンスの人気が高まってきている日本でも、ここ数年タブラへの関心が高まってきています。楽器演奏の初心者や女性でも手軽に楽しめる楽器として、ダンサーのパートナーやオーディエンスが伴奏のために叩いたり、ダンサー自身が踊りながら叩いたりと、楽しみ方は実に多彩!
ダンスのレベルアップのためには、アラブリズムの理解が欠かせません。最近ではプロのタブラ奏者による生演奏付きのレッスンを組み込む教室が増えてきています。ダンサー自身やパートナー向けのパーカッションクラスが併設されているところもあります。ベリーダンスに興味はあるけれど、ダンスはどうも苦手…。そんな方は、まずタブラからベリーダンスに触れてみるのもいいですね。
ベリーダンス音楽において、リズムの要となる打楽器。アラブ・パーカッション類の中ではメインの楽器で、アンサンブルではリードを担当します。現在主流のプラスチックヘッドのものは、難しいメンテナンスも不必要。楽器初心者や女性にも扱いやすく近年人気が高まっています。シンプルなだけに、とことん奥も深い楽器です。タブラクワイエサによる日本語の教則DVDやCDなどもリリースされています!
丸い枠に皮を張っただけの非常にシンプルな太鼓。アンサンブルでは中低音域を担当し、オーケストラに例えるとチェロの役割。ベリーダンス音楽のどんな場面でも非常に活躍する楽器なので、アラブ・パーカッションをやる方は少なくとも1人1台は持っていてほしい楽器です。木製の丸い枠にロバやヤギ、ラクダなど動物の皮を張ったタイプと、プラスチック製のヘッドを取り付けた2タイプがあります。
低音域を担当する楽器で、オーケストラでいうとコントラバスの役割。ダラブッカをそのまま拡大したような形をしており、ダラブッカの1.3倍~大きいものでは約2倍の大きさ!また重さも7キロ近くあり、お腹にズドンとくる低音が魅力的です。軽く叩いても存在感のある音が出ます。
パッと見はタンバリンに似ていますが、アラブ・パーカッション特有の魅力があります。丸い枠の中に五傍星(一筆書きによる5つ星)が描かれ、その頂点の位置に金属製の羽(ナハース)がついています。一説によるとこの形状は古代の占星術の影響を受けているとか。叩き方は独特で、心臓の前で垂直に立てて構え、利き手だけでなく両手の指を使ってさまざまな音色を出します。ほかのアラブ・パーカッションに比べると高度な演奏技術が必要ですが、それだけにやりがいのある楽器。
日本で唯一、アラブ・パーカッションなどベリーダンス楽器を専門に扱う店として2005年にオープンしたのが「SHOP Kwaies!(ショップクワイエス)」です。店長はアラブ・パーカッションのバンド「タブラクワイエサ」を主宰する上田親寿。全ての楽器は上田店長が直接エジプト・カイロのメーカーにて買いつけており、プロの目利きで選んだ楽器ばかりなので品質は折り紙つき。チューニングやアフターケアに関する相談も無料で受けつけているので初心者の方も安心してご利用できます。日本語によるオリジナル教則DVDや教則CDなどもリリースしています。上田店長は東京ほか全国各都市でアラブ・パーカッションのワークショップも随時開催しています。