ベリーダンスは音楽と一体になって生まれるもの。ベリーダンスを見たり、習ったりしているうちに、ベリーダンスの音楽にも俄然興味が沸いてくることでしょう。ここではベリーダンス音楽についてちょっと掘り下げて紹介します。音楽の知識が増えればベリーダンスの楽しみ方も倍増し、音楽を理解すればベリーダンスに魂がこもります!
アラブ諸国で生まれたベリーダンス。その音楽やリズム、使われる楽器などもアラブ地域由来のものが最もしっくりきますし、踊りやすいのは確かです。日本では、アラブ世界で生産される音楽をひとくくりに「アラブ音楽」と表現されることがほとんど。実際には長い伝統を持つ「アラブ音楽」(クラシック)と今流行のポップス、また「ベリーダンス音楽」はそれぞれに使われる楽器や曲の構成も違ってきます。「ベリーダンス音楽」は、流行のポップスや現地の民謡をダンス向けにアレンジしたものが多く、古典的なアラブ音楽では使われないエレキ・ギターやエレキ・ベース、ドラムセット、シンセサイザーなどの西洋のロック由来の楽器もふんだんに使われています。
アラブのポップスやベリーダンスの楽曲では「ハビビ、ハビビ」というフレーズをよく耳にします。これは日本語で「私の愛しい人よ」という意味。こぶしをきかせた節回しやドラマチックな曲調が日本の演歌(派手目の演歌)に似ていたりもします。ベリーダンスの曲は意外と日本人になじみやすいのかもしれませんね。
代表的なベリーダンス・ショー(主にオリエンタル・スタイルのベリーダンス・ショー)の曲構成では、オーケストラ編成で聞かせるゴージャスな曲の合間にタブラによるソロが入ります。花形のタブラ奏者とダンサーとのスリリングな掛け合いが最大の見せ場です。
ベリーダンス音楽で最も重要な楽器だといえるのがタブラ。ダンサーの動きを生み出し、アクセントを加えるだけでなく、リズムチェンジやスピードコントロールの合図を出す役割も。またタブラ奏者はステージバックでの演奏だけでなく、ステージ前面に出て観客を盛り上げたりもします。
アラブ特有のくねくねとしたメロディーや、アラブリズムが入っている曲の方がベリーダンスの動きになじむのは確かです。しかしアメリカンスタイルのベリーダンスでは、リズムを持たないアンビエント系の曲で踊られることもあります。日本では(特に若手のダンサーの間で)歌謡曲で踊ったり、ロックやノイズ系のサウンドを取り入れたりと、ジャンルにとらわれず自由に自己表現するダンサーも増えています。
最近では、タワーレコードやHMVなどの全国の大手CDショップに「ベリーダンス」というコーナーが設置されているところも少なくありません(ワールドミュージック:ベリーダンス)。またアマゾンやアオラ・ミュージックといったオンラインショップには、ベリーダンス関連のCDが豊富に揃っています。(有)クワイエスの運営するオンラインショップ『SHOP Kwaies!(ショップ クワイエス)』(http://kwaies.com)でも人気のベリーダンス音楽CDやDVDやオリジナルのレッスンCDなどを扱っていますのでぜひご利用ください!