ここでは「ベリーダンス」についていろいろ知りたいあなたのために、ベリーダンスの由来や特徴を簡単に紹介します!
ベリーダンスの起源は紀元前までさかのぼるといわれ「どこの国の踊りなのか」を特定するのはなかなか困難ですが、現在のエジプト、レバノン、ヨルダンなどのアラブ諸国や、隣接するトルコなどで暮らす人々によって伝えられてきたダンススタイルがベースにあります。音楽的には、アラブ地域およびトルコ特有のリズムを持った曲で踊られるのが一般的です。

エジプトをはじめアラブの人々は音楽やダンスが大好き。若い女性が集まるとすぐに陽気な音楽がかかり、リズムに乗ってダンスが始まります。中でもベリーダンスは、結婚式などのお祝いの場においては欠かすことのできない「祝福の踊り」としても親しまれ、国の代表的なエンターテインメントとして観光資源の1つにもなっています。人気のベリーダンサーはTVや映画の女優も兼ねた国民的な大スターなんですよ!
アラブ諸国で何千年もの間踊られてきたダンススタイル。「ベリーダンス」と呼ばれるようになったのは、1893年にアメリカで行われた「コロンビア世界博覧会」からといわれています。ベリーダンスの「ベリー(Belly)」とは「腹部」のことで、ベリーダンスのお腹の動きが特徴的だったことから、宣伝のために“Belly Dance”と名づけられたそうです。ちなみにアラビア語圏では「東方の踊り」を意味する「ラッス・シャルイ(Raqs Sharqi)」などと呼ばれています。
今ではアラブ諸国だけでなく、欧米諸国やオセアニア、ブラジル、アルゼンチンなどの南米諸国、そして中国、韓国、シンガポールなどのアジア各国でも大きなブームが起きており、世界中の女性たちをトリコにしています。
日本ではじめて日本人によるベリーダンス教室が開かれたのは1980年代初頭。90年代になると東京に数箇所のベリーダンス専門スタジオができ、90年代後半からプロのダンサーやインストラクターの数も増えました。それに伴いここ数年では全国各地に新しいベリーダンス教室が相次いでオープンし、地方都市のカルチャーセンターなどでも講座が開かれるまでになりました。習える場所やイベントの数が増え、またさまざまなメディアを通してベリーダンスの魅力が紹介される機会が多くなったことで愛好者が急増。2007年現在、流行に敏感な20~40代の女性を中心に全国規模で爆発的なブームとなりつつあります。
近年では日本からも世界レベルで活躍するダンサーが輩出されるようになりました。東京、大阪、名古屋などの大都市では海外のスターダンサーによるワークショップやショーが頻繁に開催され、また逆に日本の人気ダンサーがインストラクターとして海外から招聘されるなど、国境を越えた交流も盛んです。またベリーダンス音楽を専門に演奏するバンドやオーケストラができたりと、日本のベリーダンスシーン全体が大きな盛り上がりを見せています。