アラブで生まれ、世界中に広まっていったベリーダンス。現在は、各国の文化や風土の影響を受けた多種多様なスタイルが存在します。このページでは「実際にベリーダンスを学びたい!」と思い始めたあなたのために、現在日本で見ること・習うことのできるベリーダンスの種類を紹介します。
発祥地:エジプト
「ベリーダンスの本場」といえばエジプト。テクニックとしてはもっとも成熟したスタイルで、細かい身体の動きで観客を魅了します。「あまり激しく動きすぎないこと」これがエジプシャン・スタイルの特徴。ソロと即興が基本です。衣装は肌の露出が比較的少なめ。
発祥地:トルコ
アラブとヨーロッパ、そしてアジアに隣接するトルコ。ターキッシュ・スタイルと呼ばれるベリーダンスはダイナミックな動きが多く、ダンス中に膝をついたり寝転がったりすることも。衣装は肌の露出が多く、大胆に太ももを出すものもあります。
発祥地:アメリカ西海岸
「トライバル・スタイル・ベリーダンス」はアメリカで生まれたベリーダンス・スタイルで、女性の繊細さよりも、力強い美しさを表現した動きと、協調性を重視した2人以上の群舞が特徴です。トライブ(tribe)とは「部族・民族」のこと。衣装や音楽で「部族的な要素」を演出しており、曲の演奏には、アラブの伝統楽器だけでなく他の民族楽器も多用されます。衣装は中央アジアや北アジアなど、幅広い地域の民族衣装の要素を盛り込んだ独自のもの。タトゥーやボディペインティングをすることもあります。
発祥地:アメリカ
フュージョン(fusion)とは「融合」を意味します。ジャズやヒップホップなどの現代的な要素をダンスと曲に加えた、90年代後半に誕生したベリーダンス・スタイルです。衣装には特に決まったものがないので、ダンサー自身の好きな着こなしをすることができます。
発祥地:不明
「ジプシー・スタイルベリーダンス」の正確な発祥地は不明。10世紀ごろに東ヨーロッパ、トルコ、スペインなどを流れた、ジプシー(ロマ民族)たちの踊りがベースになっています。使われる楽曲はトルコのロマの特徴である8分の9拍子が多く、ロマ独自の音楽を表現しています。衣装にはロングスカートやフリンジのついたものが多用されます。
※イカロス出版社「はじめてのベリーダンス」から一部抜粋しています。
※これらのベリーダンススタイルのジャンルは現在の日本ではあいまいになっている傾向があります。
※これらのベリーダンス・スタイルは厳密に区分されているわけではありません。